『レイカー』になったドワイト・ハワード
かつてない激動のシーズンは無事に幕を閉じた。
本来ならば6月には終わっていたはずのNBAのシーズン。
今季はとても長く険しい道のりだった。
頂点に立ったのは10年ぶり、リーグ最多タイの17度目の優勝を飾ったロサンゼルス・レイカーズ。
シーズン開幕前のレイカーズは現役最強レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの強力な二枚看板があるものの、他の大物FAを取り損ねたチームは“第3の矢”が不足した「寄せ集めの集団」のようにも感じられた。
JOB'S FINISHED: YOUR LOS ANGELES LAKERS ARE NBA CHAMPIONS pic.twitter.com/Dnxtgt9i1d
— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2020年10月12日
レギュラーシーズンで勝ち星をしっかり重ね、オーランドで再開されたシーズン終了時にはウェスタン・カンファレンスの首位を確定させた。
しかし、レイカーズを応援していた私でさえ、心のどこかでロサンゼルス・クリッパーズやミルウォーキー・バックスなど他の優勝候補のライバルたちには届かないのではないかと思っていた。
蓋を開けてみれば、フランク・ヴォーゲルHCの元、強く結束したレイカーズは頂点に立った。
私が懸念していた「寄せ集めの集団」は空中分解する事もなく、いつしか魅力溢れるファミリーに。
“第3の矢”には毎試合、誰かが顔を覗かせた。
日替わりでチームを大きく助ける個性的なロールプレイヤーたち。
マイアミ・ヒートとのNBAファイナルを制した第6戦での“第3の矢”は、ベンチから出場したラジョン・ロンドだろう。
ロンドといえば、2008年に同じくリーグ最多タイの17度目の優勝を達成したレイカーズのライバルチーム、ボストン・セルティックスの生え抜きガードだった。
今は亡きコービー・ブライアントと熾烈な戦いをしてきた彼が、同じくライバルだったレブロンとともにレイカーズでゴールド&パープルのユニフォームを纏い戦う姿を誰が想像できただろうか。
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— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2020年10月13日
同じくコービー時代のライバルチームから加入した選手がいる。
彼はオーランド・マジックのスター選手だった2009年にNBAファイナルに進出し、コービー率いるレイカーズに敗れている。
2000年代のイースタン・カンファレンスで覇権を争っていたレブロン、ロンド、ハワードがレイカーズで優勝を成し遂げたドラマはいささか出来過ぎである。
そんなドワイト・ハワードは2012-13シーズンにもレイカーズに所属していた。
当時は今とは違う待遇であり、大スター選手として鳴り物入りでの加入だった。
コービーと共にレイカーズを優勝に導き、自身としても初となるチャンピオンリングを獲得するための大きな決断だった。
しかし結果は優勝争いどころではなく、ハワードを含め怪我人が続出したチームは、HCが解任され、コービーのアキレス腱断裂と引き換えにプレーオフに滑り込むこととなった。
そしてやっとの思いで辿り着いたプレーオフではサンアントニオ・スパーズ相手に完敗。
ハワードはそのオフに怪我をしたコービーを残し、チームを去った。
そこからハワードはレイカーズファンからは嫌われ者だ。
3連覇を成し遂げたシャキール・オニールとコービーのような最強デュオを期待したにも関わらず、不甲斐ない活躍でチームを去ったハワードを良く思う『レイカー』はいなかった。
その後ヒューストン・ロケッツで3シーズンプレーした後はチームを転々とすることになる。
マジック時代は現役最高のセンターとして君臨し、明るいキャラクターから人気も高く、毎年オールスターゲームの常連だった。
しかし移籍を繰り返しながら、次第にベンチを温めることが増え、かつての活躍を見せることはなくなった。
彼だけのせいではないのかもしれない。
リーグは全てのポジションに長距離からのシュート力を求めることになり、センターという存在が必要ではない場面が年々増えていった。
ハワードのような昔ながらのセンターはいつの間にか過去の遺物となり、排除される流れになる。
かつてスーパースターだった彼が減っていく自身の役割を受け入れることは、並大抵のことではなかったのではないだろうか。
ハワードのキャリアはもう終わったと誰もが思っていただろう。
今シーズン開幕前にレイカーズはセンターポジションの人手が不足していた。
デマーカス・カズンズの不運な大怪我もあり、センターの補強が最優先となる。
そこでハワードに白羽の矢が立った。
コービーと共にプレーした背番号「12」を「39」へと変更し、あの時と同じく優勝しか狙っていない、優勝以外は失敗とみなされるレイカーズの一員となったのだ。
今シーズンのハワードは一味違った。
ベンチからの出場も快く受け入れ、短いプレータイムの中でエネルギッシュにプレーした。
彼に求められているディフェンスとリバウンドという地味で泥臭い仕事を黙々とこなしたのだ。
昔のようにポストでボールをもらって得点を取りに行く場面は無くなった。
それでもベンチにいる時も明るく振る舞い、チームメイトの活躍を心から喜ぶ姿はレイカーズとの因縁を風化させるには充分だった。
前回レイカーズに所属していたときはコービーとの不仲説が流れていた。
実際にどうだったか分からない。
しかしハワードはコービーがアキレス腱を断裂したときに、すぐさま見舞いに駆けつけてツーショット写真をSNSにアップしていたのを覚えている。
当時はそれも不仲説を払拭するためのアピールだと言われていたが、今シーズン途中にコービーが亡くなった後、彼がコービーモデルのバッシュを履き続けてプレーするために、他のシューズメーカーとの契約を断っていたことがニュースになっていた。
契約金よりもコービーへの思いを取った彼の行動こそが全てなのかもしれない。
そんなハワードはプレーオフでもきっちりと自分の役割をこなした。
1回戦のポートランド・トレイルブレイザーズ戦ではベンチから出場し、相手の強力なセンター陣との熾烈なぶつかり合いを見せた。
セミファイナルのロケッツ戦では相手が極端なスモールラインナップのせいもあり、ほとんどプレータイムがなかった。
しかしそんな中腐らずにベンチで応援するのが今シーズンの彼だ。
同じくプレータイムのなかったセンターのジャベール・マギーとともにベンチで明るく振る舞う彼は今シーズンのレイカーズを象徴しているのかもしれない。
今季のレイカーズの強みは変幻自在なディフェンスだ。
相手がどんなラインナップでも対応できる。
しかしそれにはハワードのようにシリーズ通して出場時間がないまま、ベンチで過ごさねばならない選手が出てくる。
相手によってプレータイムが変わってくる選手個人がしっかりとその役割を受け入れなければ、今シーズンのレイカーズの強さはなかっただろう。
そんな中でも集中力、緊張感を切らさなかった彼は、続くカンファレンス・ファイナルのデンバー・ナゲッツ戦で存在感を発揮するのだ。
2009年以来のファイナル進出となったハワードはスタメンで試合に出場する。
しかしヒートの機動力に合わせてプレータイムは短かった。
優勝を決めた最終第6戦ではスタメンの座を若手のアレックス・カルーソに与えた。
そして、点差をつけてレイカーズの優勝が決まった残り時間1分ほどにハワードは出場し、キャリアを通してほとんど打たない3ポイントシュートを沈めるのだ。
これはこれで彼らしい、お茶目な今シーズンの締め括りかもしれない。
背番号「39」の彼は「12」の時よりも身体能力は衰えただろう。
それでも一回りも二回りも精神的に成長した彼は今シーズンのレイカーズに欠かせない存在になった。
7年の時を超えて、あの時コービーと一緒に獲得できなかったチャンピオンリングを手に入れたハワードは、やっと『レイカー』になれたのかもしれない。
オーランド・マジックでの輝かしい活躍は誰もが忘れないだろう。
しかし今シーズンのレイカーズでのハワードも皆の心に刻み込まれたのではないだろうか。
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— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2020年10月12日
NBA観戦記 〜ニューヨーク編〜
私が高校2年生の時にNBA 2012−13シーズンを見始めてから、現在8度目のプレーオフが行われている。
例年とは違いフロリダ州オーランドにあるディズニーワールド内(通称バブル)で開催されている熱い戦いの数々は無観客試合だ。
試合中はオンラインで観戦しているファンがモニターに映し出されるなどの工夫はされているが、普段の試合の雰囲気とは違ったものになっている。
毎年プレーオフといえば現地の熱狂的な観客の激しい感情の浮き沈みと共に試合が展開されていくが、今年はそのファンの「熱狂」が見えない。
もちろん、超人たちが織りなすプレーの数々や白熱したゲーム展開は今年も変わらずである。むしろ例年とは違い、試合間の長距離移動が無いため、選手のコンディショニングが良いのではという意見も出るほどだ。
しかし、私は少し寂しく感じる。
今回この記事を書くにあたり、2014年にニューヨークで現地観戦をした時のことを振り返ったのだが、私はすっかり慣れてしまった無観客試合への寂しさを感じてしまうことになった。
2014年3月に初めてNBAをこの目で見ることができた。
2013−14シーズンもプレーオフへ向けて、レギュラーシーズンが佳境に入っていた時期の観戦である。
まだ、NBAを見始めたばかりの私はニューヨークという大都市やカーメロ・アンソニーを生で見られることに胸を高ならせていた。
アメリカ合衆国に初上陸し、空港からイエローキャブのタクシーに乗ってマンハッタンを目指す。
黄色いボディのタクシーが街中を走り回っている光景を見たとき、ハリウッド映画好きの私は「アメリカに来たんだな」という実感が沸沸と湧いてきた。
現在であればUberタクシーを利用するので当時ならではの思い出かもしれない。
最初に乗ったイエローキャブの運転手が混雑したハイウェイを走行中にも関わらず、雑巾で運転席周辺を熱心に拭き上げていたのには軽いカルチャーショックを受けた。
譲り合う精神とはかけ離れた運転で、何度も車体同士がぶつかりそうになり、クラクションを鳴らす光景は18歳の私にはとてもぶっ飛んでいた。
もし彼がUberの運転手だったならば、一番低い評価をつけていただろう。
ニューヨーク、マンハッタンのど真ん中、タイムズスクエアはやはり印象的だった。
NBAの試合だけではなく大都市マンハッタンも楽しめるニューヨークは、間違いなく現地観戦におすすめな都市だろう。
観光地なだけあって、自由の女神像などの格好をした現地の人たちが一緒に写真を撮らないかと誘ってくる。
幸いタイムズスクエアの異常な街並みをiPhoneのカメラロールに収めることに夢中だった私は、彼らの悪どい商売に引っ掛からなかったが、日本では考えられない、アメリカならではの洗礼である。
約1週間の滞在中に、近くのNBAショップヘ3度も赴いた。
日本には無いグッズの数々にときめいたが、全ての商品は買えないので値段が高いユニフォームを一枚だけ買うことにした。
ニューヨークには全く関係の無い、コービー・ブライアントの24番のユニフォームだ。
2012−13シーズンにアキレス腱を断裂する大怪我を負い、シーズン中も欠場が続いていたにもかかわらず、ロサンゼルスの英雄のユニフォームはマンハッタンのNBAショップにズラリと並べられていた。
私は黄色がメインの昔ながらのユニフォームと黒がメインの新デザインのユニフォームのどちらにしようか非常に頭を悩ませていた。
そうすると、隣でコービーのユニフォームを物色していた20代くらいの白人女性客が「初めて買うなら黄色にしなさい」といった内容のアドバイスを英語で伝えてくれた。
サイズを何故か大きめに買った黄色い24番のユニフォームと海外でのちょっとした交流は今でも大事な思い出だ。
名将フィル・ジャクソンが球団社長に就任した大ニュースで連日大盛り上がりのニューヨークでニックス対インディアナ・ペイサーズの試合を観戦した。
初めての現地観戦は、実を言うとそれほど記憶に残っていない。
強烈な時差ボケと12時間にも及ぶ飛行機での移動など、慣れないことばかりの疲労感も影響したが、何よりも自分がテレビで見ていたマディソンスクエアガーデンにいるという事実を上手く脳が処理できていなかったのだろう。
フワフワとした感覚の中、それでも覚えているのはペイサーズのエースであり、当時NBAで存在感を発揮し出していたポール・ジョージの“エアボール”だ。
カーメロの美しいシュートでは無く、絶不調だった彼のシュートがリングにも当たらずに外れる光景だけが、何故か鮮明に記憶されている。
昨シーズン、プレーオフのセミファイナルでペイサーズに敗れたニックスは相手エースの活躍もあって勝利を収めた。
ガーデンから地下鉄でホテルに帰るまでの間、プレーオフ進出に向けて連勝を伸ばしたニックスを称えるようにファンたちのボルテージは高かった。
次に観戦したのはブルックリン・ネッツ対ボストン・セルティックスの一戦。
マンハッタンとはまた違った、味のあるブルックリンの街並みを探索した後、インパクトのあるデザインのバークレイズセンターへ。
試合開始前とハーフタイムには、持っていたチケットのグレードのおかげなのか分からないが、食べ放題のラウンジに案内された。
そこで食べたごく普通のホットドックが気に入った私は、同じ物を三個ほど食べたのを覚えている。
今までで一番美味しく感じたホットドックはと聞かれたら、間違いなくこれだ。
当時の私はNBAの歴史に詳しくなく、ネッツとセルティックスの因縁をよく理解していなかった。
ポール・ピアースと怪我で出場こそしなかったがケビン・ガーネット対セルティックスという古巣対決だ。
もちろん大きな移籍がオフに行われていたことは知っていたが、彼らがどれだけボストンで愛されていたかを私は深く理解していなかった。
そんな絶好のカードだったことも知らない私はコートのすぐそばまで近寄り、試合前のラジョン・ロンドのシューティングを堪能した。
特に好きな選手だったわけではなかったが、客席3列分ほどの距離から見た、外角のシュートが苦手な彼の少し独特なシュートフォームは脳裏に刻み込まれている。
試合内容は当時ルーキーだったメイソン・プラムリーが大活躍してネッツが勝利を飾った。
ブルックリンのファンと一体になって生きの良いルーキーのダンクで盛り上がる経験は私のNBAへの愛をより一層深いものにさせた。
最後の観戦はニックス対クリーブランド・キャバリアーズ。
まだまだ若手だったとはいえカイリー・アービングを見るのを楽しみにしていたが怪我によりその夢は叶わなかった。
決して欠場したカイリーやKGを貶めるつもりはないが、コービーやジョーダンが「自分を見に来たファンのために試合に出てハードにプレーする」といった内容の発言の偉大さを、遠い島国から観戦しにきた私は身を持って体感した。
試合展開は3試合の中で一番白熱したものになる。
アウェイでも勝利し、連勝を伸ばしていたニックスを相手に、エースを欠く低迷中のキャブスはディオン・ウェイターズを中心に攻め立てる。
ガーデンのファンと共に大声でディフェンスコールを叫んだが、無情にもベテランのジャレット・ジャックのジャンプシュートが決まり、プレーオフ進出に向けて崖っぷちなニックスの連勝がストップした。
シュートを決められた瞬間のガーデンは、この世の終わりのようなため息で充満した。
カーメロ率いるニックスが負けたのはもちろん悲しかったが、現地観戦が終わってしまったことの方が悲しかった。
シーズンは続くが遠い日本に帰ってしまう私は、もう会場に行くことはできない。
せめてもう少し近い国だったら、韓国の様にすぐ隣にアメリカがあれば、などと淡い空想をしたものだ。
NBAの楽しさはハイレベルなバスケットボールだけではない。
2019年にジャパンゲームをさいたまスーパーアリーナで観戦したが現地観戦とはまた違ったものだった。
もちろんプレシーズンマッチ(練習試合)だったこともあるだろうが、それだけではない。
マディソンスクエアガーデンやバークレイズセンターに集まるファンたちは別物なのだ。
自分の街のチームに誇りを持ち、そして愛を捧げている。
生活の中の一部にバスケットボール、NBAというものが当たり前に存在して、日々会場に足を運び、街のみんなで応援して、みんなで喜び、そして悲しむ。
そういった雰囲気は現地でしか味わえない。
その街のファンがたくさん詰めかけているからこそ試合の熱量は上がり、我々を感動させてくれるのだろう。
たとえスマートフォンの小さな画面で観戦していてもファンたちの熱狂が伝わってくる。
その彼らが見えない無観客試合はやはり寂しいものだ。
もちろん、コロナ騒動の中でもNBAの試合を見れることはありがたいことだが、現地の熱いファンたちが会場に戻ってくることを私は待ち望んでいる。
懐かしいカメラロールをあさり、ニューヨークでの一週間を思い出すために見た、約3分間のロンドのシューティング映像は今でも宝物だ。
間近で見る彼の確率の悪いシューティングは現地観戦への思いを募らせる。
あの会場の一体感を。
あのファンの熱狂を。
はたまた、あの落胆を。
再びマディソンスクエアガーデンやバークレイズセンターにファンが詰め寄り、一喜一憂する姿を日本で見ていたら、私は長期休みを作り、貯金を崩し、どこかアメリカの都市に向かいたくなるだろう。
【NBA】魅力たっぷりデンバー・ナゲッツ!12−13シーズン
どうも、もちおです。
本日は私が今までで一番好きだったチームについて書こうと思います。
基本的に推しチームを作らず観戦している私ですがいくつか好きなチームがあります。
その中でもダントツなのが
2012−13シーズンのデンバー・ナゲッツ!!
まず前回書いた通り、私は12−13シーズンからNBAを見出します。
その時に好きになって、応援していたのがナゲッツなんですね。
別に今のナゲッツが好きとかそういうわけではありません。
嫌いでもないですけど!この年のナゲッツが好きなんです!
2020プレーオフ1回戦、現在ジャズとシリーズ1−1のタイになっております。
オールスターセンターのニコラ・ヨキッチ中心に西の3位ですよ。
優勝候補にはなかなか名前が上がりませんが強いですよね!
背中の怪我で昨シーズンを棒に振ったマイケル・ポーターJr.もバブル内で本領発揮!
選手層も厚くなってきました。
勢いに乗るドノバン・ミッチェル率いるジャズとのシリーズは見応えありそうです。
そんな魅力的な今のナゲッツ以前に西の3位に輝いたのが12−13ナゲッツなんですね〜
そういえば18−19シーズンは西の2位だったんですね。
最近のナゲッツは強いな〜
僕がなぜナゲッツが好きになったかというと…
当時WOWOWさんで試合を見ていました。
たまにNBAのドキュメンタリーも放送してくれてたんですね。
その中の一つが「THE ASSOCIATION」
邦題「デンバー・ナゲッツ 再生への道のり」というものでして
当時の前年11−12シーズンのナゲッツを追った約3時間のドキュメンタリーなんです!
これが本当に面白い!
アメリカのプロスポーツの裏側や過酷さがしっかり描かれてるんですね。
高校生の僕にはとても印象的で新鮮でした。
先日もこのブログを書くためにDVDを引っ張り出して見直しましたよ。
やはり良かった。
内容はというと
ロックアウトでシーズンが短縮されて選手を集めるのも困難なところから始まり。
前シーズンにカーメロ・アンソニーを放出。
スター不在の若いチームが名将ジョージ・カールのもと結束!
短縮シーズンの過酷なスケジュールをこなしプレーオフに進出します!
そしてコービー・ブライアントに敗れると…
スター不在で頑張ってきたのに最後、スーパースターに粉砕されると…
NBAを見事に物語ってますね。
それぞれ選手やコーチを深堀してくれているのでもう大好きになっちゃうんですよ。
そしたら12−13シーズンの試合を見ていても感情移入しちゃって
気がついたら応援してましたね。
メンツもそこまで変わってなかったってのも良かったです。
一回のオフで全く知らないチームになることがあるのを後に私は知っていきます…
ではでは12−13シーズンのナゲッツを振り返ります!
まずロスターは
タイ・ローソン 生え抜き4年目 180センチで小柄だけど早い!エース的存在!
彼とインサイド陣のピック&ロールは見応えあり
アンドレ・イグダーラ シクサーズから移籍!ロンドンオリンピックで見てました。
ディフェンス力!チームの潤滑油的存在でした。
ダニーロ・ガリナリ 得点は彼に任せた。カーメロとのトレードでやってきた。
華はあるけど怪我が多めなイタリアの貴公子
ケネス・ファリード イチオシ!サイズはないけどパワフル!リバウンドにアリウープ!
ドキュメンタリーの時はルーキーでした。
愛称Manimal 語源はMan×Animal 野生児です。
ジャベール・マギー 11−12シーズンに生え抜きだったネネをトレードして獲得!
この時からネタキャラ要素はありましたね。
アンドレ・ミラー 渋いおじさん。鉄人。01−02シーズンにキャブズでアシスト王
頼りになるベテランポイントガード!
ウィルソン・チャンドラー ベンチから得点とります。タトゥー多いな。イカツイ。
ティモフィ・モズコフ ロシアのビックマン!
2014年に何故か23得点29リバウンドの大爆発を起こす。
コーリー・ブリュワー ベンチから活躍!走ります。度々大活躍します。
ダラスでチャンピオンに。
コスタ・コウフォス 不安定なマギーのせいで意外とスタメン起用が多かった。
ハゲてます。彼についての記憶はあやふや。
エバン・フォーニエ ルーキー!この時は出場機会少なめ。
大体こんなメンツです!
イグダーラがいなかった前年はオールスター経験者なし!
12−13シーズンもオールスター参加者やっぱりなし!
でも強い!西3位!
当時のウェスタン・カンファレンスも今と変わらずワイルド・ワイルド・ウェストでした。
サンダー、スパーズに次ぐ3位です。4位はロブシティのクリッパーズ。
役者が違いますね。今見てもなぜに3位?って感じです。
その理由は圧倒的攻撃力!
リーグ30チーム中
平均得点 1位!
平均リバウンド、スティール 2位!
平均アシスト、ブロック 3位!
フィールドゴール確率 5位!
これって凄くない?
攻めたディフェンスから走ってイージーシュート!
外してもリバウンド!展開早く!スターいないんだからボール回して!
って感じですね。
しかし!
平均失点 23位
平均ターンオーバー 27位タイ
3P成功率 25位
フリースロー成功率 28位
なんだか荒いバスケットですね。
失点はまあ展開の早い試合になるので必然的に増えますが
ある意味今っぽい展開の早さだったのかもしれませんがスリーは全然ですね。
スリーをそんなに多用してた訳ではないのに平均得点1位ということは
どれだけ早く正確なラン&ガンのバスケットをしていたかが想像できますね。
スターはいませんが選手層が厚かったのでセカンドユニットでも走り回ってた印象です。
そう!このラン&ガンに惚れたんです!
当時僕は高校生、バスケ部では走り回ってます。
NBAはすごいけどもっと走ったほうが良くない?プロってそうなの?
とか今思うとわけわからんことを思っていました。的外れもいいところ!
その中でも分かりやすいナゲッツのバスケットは刺激的でした。
でも分かりやすいから簡単とかそういうわけではないんですよ。
NBAレベルの選手たちの速攻です。
美しいんですよ。綺麗なスリーメンからアリウープとか叩き込むんです。
速攻は地区予選敗退の高校生にも身近なプレーです。勉強にもなりますね。
こんなチームを作ったのがジョージ・カールHCとマサイ・ウジリGMです。
ジョージ・カールは2度の癌との闘病に打ち勝った過去があります。
練習中にタイ・ローソンに声をかけてエースとしての自覚を芽生えさせようとしたり
ドキュメンタリーではバスケ大好きな優しいおじいちゃんって印象でしたね。
マサイ・ウジリGMといえば、こりゃもう今は皆さん知ってますよね。
2019年にトロント・ラプターズを優勝に導いたGMですよ!
今は球団社長ですかね?
とにかく生え抜きエースのデマー・デローザンをトレードして
カワイ・レナードを獲得する大勝負にでたあのGMです!
HCも変えて球団初優勝させちゃったあのウジリさん!
ドキュメンタリーでは「チームの優勝」と「アフリカへの支援」が目標だと語っていました。
ナイジェリアで育ったウジリはアフリカ出身者で初のアメリカスポーツのGMです。
ナゲッツで優勝はできませんでしたがその手腕を買われラプターズで目標を達成しました。
元国際スカウトもやっていたウジリは
アフリカ出身者で今ではオールスターに成長したパスカル・シアカムも発掘してますね。
両方の目標を達成したと言っても過言ではありません。
この二人が作り上げたナゲッツは57勝で西の第3シードになります。
もうねホームではめちゃくちゃ強いんですよ。
2月以降シーズン終了までの3か月間ホームで負けてないんですよ。
尻上がりにチームが仕上がっていった感じですね。
ホームでは38勝3敗と無類の強さを誇ります。
まあアウェイでは負け越してますが、そこは見なかったことに…
この年、最優秀賞HCにジョージ・カールが輝きます!
そして最優秀GMもマサイ・ウジリでした!
すごいぞ!当然だ!
そしてプレーオフへ。
相手は第6シードのゴールデンステイト・ウォリアーズ!
のちの銀河系軍団ですね。ええ、スーパーチームです。
でも!まだこの時は所詮ダークホース!
ドアマットチームがたまたまプレーオフに上がってきただけです!
まあナゲッツも3位に入ってダークホースとか言われてましたが…
ステフィン・カリーって誰じゃい!ラン&ガンでぶちのめしちゃる!
って感じでしたが、実はシーズン終盤にスコアラーのガリナリを膝の大怪我で失います。
立ち込める暗雲。ガリナリ大好きだけど怪我が多いな!!
でもまあ勝てるっしょ!といった感じで見てました。
ホームでの第1戦、28得点の鉄人アンドレ・ミラーの決勝弾で97−95とギリギリ勝利!
さすがベテラン!こっちはホームじゃ最強なんじゃい!と喜びましたね。
ホーム第2戦、ローソンは19得点12アシストのダブルダブル!
しかし117−131で敗れます。あれれ?ホームで負けたぞ?
そしてアウェイでの第3戦へ。ローソンはこの日も好調!35得点に加え、10アシスト!
またもダブルダブル!もう大エースだね!しかし108−110で敗れます。ありゃ?
第4戦!ローソンがまた26得点!ファリードも12リバウンド!
でも101−115で負けます。あれれ?1−3で大手?
アウェイで弱いのにホームでの第2戦を落としたのは痛すぎる!
崖っぷちの第5戦!イグダーラが25得点12リバウンド!
107−100で勝利!生き残った!
いよいよ第6戦!アウェイのここを勝てばホームで最終戦!がんばれ!
しかし皆さんご存知のとおり、オラクルアリーナはとんでもないホームコートです。
ウォリアーズの熱狂的なファンたちが大声援。
惜しくも88−92で敗北!シーズン終了!!今年も1回戦敗退!
悲しかったなぁ。
やはりね、ガリナリの抜けた穴は大きいですよ。
速攻が出ない時、ハーフでの攻め手を失ったんですから。
ローソンのピックが止められた時にボールを預けたかったのに!
ウィルソン・チャンドラーじゃ足りないんだ!彼はベンチから出てきて欲しい!
しかも私のお気にのファリードちゃんも確か足首を怪我してたんですよね。
彼のアグレッシブなプレーがチームに勢いをもたらすんですよ!
その勢いも半減した印象でしたね。
ローソンやイグダーラが無理やり一対一をしなきゃいけない場面が多々あったような…
まあ普通にウォリアーズが強かったですね。
セミファイナルでその年、西を制すスパーズから2勝もぎ取ってますし。
器が違ったのかなぁ。
そしてその年のオフにイグダーラはウォリアーズへ移籍します。
まあ皆さん知っての通り、この移籍は正解ですね⭐︎
ウォリアーズは倒したチームからオールスター選手を引き抜いていく
ドラゴンボールみたいなチームなんですよ!
のちのケビン・デュラント含めそんなにウォリアーズが魅力的かっ!
さらにジョージ・カールHC解任!!
その年の最優秀HCが解任されるなんて聞いたことあります?
あれ?優勝する前年のラプターズのドゥエイン・ケイシーHCもそうかな?
でも彼らはまだいいじゃない!翌年優勝してるんだから!
ブライアン・ショウHCの試合は見てても劣化版のチームって印象が強かったですね。
ジョージ・カールがやっぱり凄かったんだよ!
HCが変わってもメンツはあんまり変化してないのに、もう全然違うチーム!
まあのちにユスフ・ヌルキッチが来て、さらにニコラ・ヨキッチが来て
ツーセンターかと思いきや、ヌルキッチ放出!ヨキッチ君が中心だ!
そして色々あって今また強豪ですからね。
意外と再建に時間かからなかったなぁ。
もう当時のメンツは誰も今のナゲッツにいません。
ルーキーだったフォーニエはマジックで頑張ってます。
イグダーラはウォリアーズで優勝しまくって、今はヒートですね。
マギーはレイカーズで優勝できるかな!?
ウォリアーズでも連覇を経験して、意外と息が長い選手だ。
ガリナリはサンダーで主力としてやってます!君は怪我さえなきゃすごい!
アンドレおじさんは流石に引退。
モズコフはキャバリアーズであの伝説の優勝を経験します。
今はヨーロッパでまだ現役を続けてるっぽいですね。
ブリュワーもキングスでまだギリギリ現役です!
ウィルソン・チャンドラーもネッツで!
コウフォスは知りません。
まだ30歳のファリードは無所属ですね。悲しい!
ローソンは32歳ですがジョージ・カールがいなくなって以降
コート外のトラブルを連発してNBAからいなくなってしまいました…
なんて入れ替わりの激しいリーグなんだ!過酷すぎる!
ダラダラと書いてきましたがとりあえず魅力的なチームだったんですよ!
NBAを見始めた年にこんなチームに出会えて本当に良かったです。
過去を振り返ってばかりいても仕方ありませんね。
マギーよ!レブロンと一緒に優勝だ!
【NBA】思い出深き2012-13シーズン!
もちおです。どうも。
NBA2019-20シーズンも激動の展開を見せてますね。
ロサンゼルスのライバル関係は優勝争いレベルまで激化。
東には怪物ヤニス・アデトクンポ率いるミルウォーキー・バックスが今シーズンも快進撃。
コービー・ブライアントの突然の死を乗り越えるかの様に白熱したシカゴでのオールスターゲームといろいろある中
コロナウイルスによる突然のシーズン中断
現地7月31日からオーランドのディズニーワールドでシーズンが再開されるという
誰も見た事の無い展開に突入します。
とりあえず今シーズンはレブロンを応援するということで決まっていますので
私はNBAを見始めた2012-13シーズンを振り返ってみようかと思います。
高校からバスケットボールを始めた物好きな私は当時高校2年生。
男子バスケ部の部員は厳しい監督のもとみるみると辞めていき
1、2年生を合わせて6人と恐ろしく少なかったです。
※廃校寸前の学校とかではない。
NBA好きの後輩の影響と自分のバスケのレベルアップの為に見始めたのが12−13シーズンでした。
当時のNBAの知識は2012年のロンドンオリンピックを見ていたのでそのメンバーくらいですね。
あとはコービーやマイケル・ジョーダンとかそのあたりの名前はさすがに知ってました。
12-13シーズンが面白すぎたので私はNBAに急速にのめり込んでいきます。
11-12シーズンにオクラホマシティ・サンダーを破り、初の栄冠を手にしたレブロン。
ここから世は大レブロン時代へと突入していきます。
12−13シーズン開幕前の出来事としましては
まず2012ドラフトでアンソニー・デイビス、ブラットリー・ビールやデイミアン・リラード、ドレイモンド・グリーンなどが入ってきます。
開幕直前には前シーズンにファイナルに進んだサンダーのシックスマン、ジェームズ・ハーデンがヒューストン・ロケッツに電撃移籍しました。
細身ガードのケビン・マーティンとのトレードでしたね。
あとこれは外せないでしょう。
ロサンゼルス・レイカーズの伝説のBIG4を!
コービー、パウ・ガソルの既存のメンバーにドワイト・ハワードとスティーブ・ナッシュを獲得し伝説のBIG4を結成します。
さらにニュージャージー・ネッツが現在のブルックリン・ネッツに移転してますね。
ジェイ・Zがデザインしたロゴやグッズはバカ売れしたそうな。
まあ結果から言うと
皆さんご存知の通り、キングがNBA連覇を飾ります。
シーズン中の炎の27連勝も印象的でしたが
NBAファイナルでのサンアントニオ・スパーズとの激闘は凄まじかった‥‥
オフにボストンと今現在にも続く遺恨となる移籍でヒートに来たレイ・アレンの同点スリーでの延長戦!
そして第7戦での終盤、フリースローを落とすまだ若いカワイ・レナードくん。
シュートを落としたのを地面を叩いて悔しがる大ベテランのティム・ダンカンおじさんも記憶に刻まれています……
今思えば当時の私は別にレブロンもヒートもそんなに興味なかったですね。
今はレブロン大好き、ウェイドはプレーも私服もカッコよすぎ、さらにボッシュのドレットヘア好きの私ですが
高2のときは知識が無いのでなんだか強いチームだなくらいにしか考えてなかったです。
むしろ翌年の13-14シーズンのスパーズのリベンジに燃えました。
芸術的なチームバスケットは今でも色あせません。
個性的で渋いメンツに一回り大きくなって帰ってきたレナード‥‥
もっとレナードとグレッグ・ポポヴィッチ監督のスパーズを見ていたかったです。
さて時を12-13に戻しまして
私の記憶に刻まれた思い出を振り返ります。
オフに大大大補強をした名門レイカーズはもうプレシーズンからずっと低調!
ナッシュやハワードなど、みんな怪我がちで揃ってプレーできなかったのも大きな要因ではあると思いますが、あれほど期待はずれに終わったチームも中々無いのでは?
そしてシーズン終盤、この当時は優勝候補でも何でも無いゴールデンステイト・ウォリアーズとの試合で事件が起こります。
コービーがアキレス腱を切ってしまうのです。
足を引きずりながらフリースローを決めるコービーの姿はNBAを見始めたばかりの私の心を奪っていきました。
新人王を獲得したのはダークホースのリラードでした。
ロンドンオリンピックのメンバーにも選ばれた大器アンソニー・デイビスは怪我に苦しみ
その間に新人らしからぬ活躍で颯爽と新人王を奪っていきました。
33勝とプレーオフには届きませんでしたがポートランド・トレイルブレイザーズは応援していました。
ラマーカス・オルドリッチとリラードのデュオは大好きでした。
現在も特に応援しているチームは無い私はシーズンごとに推しチームができます。
最初の12-13シーズンはデンバー・ナゲッツを推してました!
東での推しはシーズン得点王のカーメロ・アンソニー率いるニューヨーク・ニックス。
あとはブレイザーズとこちらもスタメン5人が好きなインディアナ・ペイサーズ辺りを応援してました。
熾烈なウェスタン・カンファレンスの3位に食い込んで
最優秀コーチに輝いたジョージ・カール率いるナゲッツに関しては長くなるので
また別の機会にしまーす。
ラン&ガン好きでした‥‥
ニックスはold is newというスローガンを掲げてイースタン・カンファレンスで2位になりました。
晩年のジェイソン・キッドや35歳でNBA入りをしたオールドルーキーのパブロ・プリジオーニなどたくさんのベテランにシックスマン賞を授章するJ・R・スミスに守備の要タイソン・チャンドラー、得点の鬼カーメロと中々面白いチームでした。
東のカンファレンスファイナルで同期のレブロンとカーメロの対決を期待したファンもたくさんいたのではないでしょうか。
その夢のような対決は実現しませんでしたね。
どちらも推していたチームの対決だったので食い入る様に見ていました。
しかしカーメロにメロメロだった当時の私はニックスを応援します。
あれは確か第6戦…負けたらシーズン終了のニックスはペイサーズを追いかける中、カーメロがダンクを叩き込もうとします。
その時218センチのロイ・ヒバートに強烈なブロックをされて敗れ去りました。
もう正直あのシリーズはそこしか覚えてません。
そこから今現在まで続く泥沼ニックスが始まったのかもしれません……
その後ニックスとの決別をして私は普通にペイサーズを応援します。
ヒートとのシリーズは楽しかったなぁ。
デイビット・ウエスト、ジョージ・ヒル、ランス・スティーブンソンにヒバートとポール・ジョージのスタメンは個性的で最高です。
MIP (最成長選手賞)を授章したポール・ジョージはここからスター選手になっていきました。
レナードもいるし、やっぱりキング様ピンチ!?
あとはウォリアーズですね。
近年は最強チームとしてリーグに君臨してましたが当時はそんな事はありませんでした。
むしろぜんぜんプレーオフに出れないドアマットチームでした。
しかし12-13シーズンに強豪ウォリアーズへの最初の一歩を踏み出します。
デビット・リーとステフィン・カリーの活躍で47勝ウェスタン6位でプレーオフに進みます。
当時オールスターに選ばれたのはデビット・リーだけでカリーは選ばれなかったのも印象的です。
まだカリーの認知度も低かったですね。
ドレイモンド・グリーンもベンチだったし、クレイ・トンプソンもまだまだだったような?
でもこの時いたメンツをマーク・ジャクソンが鍛え上げ、のちにスティーブ・カーが率いて優勝します。
そしてそのウォリアーズにプレーオフでアップセットをカマされたのが
我が推しナゲッツでした。
すごく悔しかった!もうホントに!
プレーオフで勝てない事を理由にジョージ・カールコーチは解任されます。
最優秀コーチ授章して解任ってそんなバカな!
後にマーク・ジャクソンコーチも同じような感じで解任されるので厳しい世界ですね。
まあウォリアーズの方が器のデカイ未来あるチームだったってことですかね……
ロケッツに移籍してエースとなり大爆発したハーデンだったり
中々カンファレンスファイナルに行けないロブシティ、クリッパーズ
ローズ抜きで頑張るシカゴ・ブルズもありました。
ヤニスなんてまだまだ先の話だけどプレーオフに食い込んでヒートにスウィープされるバックスや
移転をきっかけに、かなり頑張ったネッツも
プレーオフには出れなかったけどヒゲをみんなで伸ばして頑張った
ダラス・マーベリックスなんかも覚えてます。
なんだか懐かしいことばかりですね。
今は大エースの選手たちがこの当時はまだまだ若手でした。
そしてそれぞれがいろんなきっかけを掴んでスターへの道を歩んでいく
そんな思い出深い2012-13シーズンでした!