【NBA】魅力たっぷりデンバー・ナゲッツ!12−13シーズン
どうも、もちおです。
本日は私が今までで一番好きだったチームについて書こうと思います。
基本的に推しチームを作らず観戦している私ですがいくつか好きなチームがあります。
その中でもダントツなのが
2012−13シーズンのデンバー・ナゲッツ!!
まず前回書いた通り、私は12−13シーズンからNBAを見出します。
その時に好きになって、応援していたのがナゲッツなんですね。
別に今のナゲッツが好きとかそういうわけではありません。
嫌いでもないですけど!この年のナゲッツが好きなんです!
2020プレーオフ1回戦、現在ジャズとシリーズ1−1のタイになっております。
オールスターセンターのニコラ・ヨキッチ中心に西の3位ですよ。
優勝候補にはなかなか名前が上がりませんが強いですよね!
背中の怪我で昨シーズンを棒に振ったマイケル・ポーターJr.もバブル内で本領発揮!
選手層も厚くなってきました。
勢いに乗るドノバン・ミッチェル率いるジャズとのシリーズは見応えありそうです。
そんな魅力的な今のナゲッツ以前に西の3位に輝いたのが12−13ナゲッツなんですね〜
そういえば18−19シーズンは西の2位だったんですね。
最近のナゲッツは強いな〜
僕がなぜナゲッツが好きになったかというと…
当時WOWOWさんで試合を見ていました。
たまにNBAのドキュメンタリーも放送してくれてたんですね。
その中の一つが「THE ASSOCIATION」
邦題「デンバー・ナゲッツ 再生への道のり」というものでして
当時の前年11−12シーズンのナゲッツを追った約3時間のドキュメンタリーなんです!
これが本当に面白い!
アメリカのプロスポーツの裏側や過酷さがしっかり描かれてるんですね。
高校生の僕にはとても印象的で新鮮でした。
先日もこのブログを書くためにDVDを引っ張り出して見直しましたよ。
やはり良かった。
内容はというと
ロックアウトでシーズンが短縮されて選手を集めるのも困難なところから始まり。
前シーズンにカーメロ・アンソニーを放出。
スター不在の若いチームが名将ジョージ・カールのもと結束!
短縮シーズンの過酷なスケジュールをこなしプレーオフに進出します!
そしてコービー・ブライアントに敗れると…
スター不在で頑張ってきたのに最後、スーパースターに粉砕されると…
NBAを見事に物語ってますね。
それぞれ選手やコーチを深堀してくれているのでもう大好きになっちゃうんですよ。
そしたら12−13シーズンの試合を見ていても感情移入しちゃって
気がついたら応援してましたね。
メンツもそこまで変わってなかったってのも良かったです。
一回のオフで全く知らないチームになることがあるのを後に私は知っていきます…
ではでは12−13シーズンのナゲッツを振り返ります!
まずロスターは
タイ・ローソン 生え抜き4年目 180センチで小柄だけど早い!エース的存在!
彼とインサイド陣のピック&ロールは見応えあり
アンドレ・イグダーラ シクサーズから移籍!ロンドンオリンピックで見てました。
ディフェンス力!チームの潤滑油的存在でした。
ダニーロ・ガリナリ 得点は彼に任せた。カーメロとのトレードでやってきた。
華はあるけど怪我が多めなイタリアの貴公子
ケネス・ファリード イチオシ!サイズはないけどパワフル!リバウンドにアリウープ!
ドキュメンタリーの時はルーキーでした。
愛称Manimal 語源はMan×Animal 野生児です。
ジャベール・マギー 11−12シーズンに生え抜きだったネネをトレードして獲得!
この時からネタキャラ要素はありましたね。
アンドレ・ミラー 渋いおじさん。鉄人。01−02シーズンにキャブズでアシスト王
頼りになるベテランポイントガード!
ウィルソン・チャンドラー ベンチから得点とります。タトゥー多いな。イカツイ。
ティモフィ・モズコフ ロシアのビックマン!
2014年に何故か23得点29リバウンドの大爆発を起こす。
コーリー・ブリュワー ベンチから活躍!走ります。度々大活躍します。
ダラスでチャンピオンに。
コスタ・コウフォス 不安定なマギーのせいで意外とスタメン起用が多かった。
ハゲてます。彼についての記憶はあやふや。
エバン・フォーニエ ルーキー!この時は出場機会少なめ。
大体こんなメンツです!
イグダーラがいなかった前年はオールスター経験者なし!
12−13シーズンもオールスター参加者やっぱりなし!
でも強い!西3位!
当時のウェスタン・カンファレンスも今と変わらずワイルド・ワイルド・ウェストでした。
サンダー、スパーズに次ぐ3位です。4位はロブシティのクリッパーズ。
役者が違いますね。今見てもなぜに3位?って感じです。
その理由は圧倒的攻撃力!
リーグ30チーム中
平均得点 1位!
平均リバウンド、スティール 2位!
平均アシスト、ブロック 3位!
フィールドゴール確率 5位!
これって凄くない?
攻めたディフェンスから走ってイージーシュート!
外してもリバウンド!展開早く!スターいないんだからボール回して!
って感じですね。
しかし!
平均失点 23位
平均ターンオーバー 27位タイ
3P成功率 25位
フリースロー成功率 28位
なんだか荒いバスケットですね。
失点はまあ展開の早い試合になるので必然的に増えますが
ある意味今っぽい展開の早さだったのかもしれませんがスリーは全然ですね。
スリーをそんなに多用してた訳ではないのに平均得点1位ということは
どれだけ早く正確なラン&ガンのバスケットをしていたかが想像できますね。
スターはいませんが選手層が厚かったのでセカンドユニットでも走り回ってた印象です。
そう!このラン&ガンに惚れたんです!
当時僕は高校生、バスケ部では走り回ってます。
NBAはすごいけどもっと走ったほうが良くない?プロってそうなの?
とか今思うとわけわからんことを思っていました。的外れもいいところ!
その中でも分かりやすいナゲッツのバスケットは刺激的でした。
でも分かりやすいから簡単とかそういうわけではないんですよ。
NBAレベルの選手たちの速攻です。
美しいんですよ。綺麗なスリーメンからアリウープとか叩き込むんです。
速攻は地区予選敗退の高校生にも身近なプレーです。勉強にもなりますね。
こんなチームを作ったのがジョージ・カールHCとマサイ・ウジリGMです。
ジョージ・カールは2度の癌との闘病に打ち勝った過去があります。
練習中にタイ・ローソンに声をかけてエースとしての自覚を芽生えさせようとしたり
ドキュメンタリーではバスケ大好きな優しいおじいちゃんって印象でしたね。
マサイ・ウジリGMといえば、こりゃもう今は皆さん知ってますよね。
2019年にトロント・ラプターズを優勝に導いたGMですよ!
今は球団社長ですかね?
とにかく生え抜きエースのデマー・デローザンをトレードして
カワイ・レナードを獲得する大勝負にでたあのGMです!
HCも変えて球団初優勝させちゃったあのウジリさん!
ドキュメンタリーでは「チームの優勝」と「アフリカへの支援」が目標だと語っていました。
ナイジェリアで育ったウジリはアフリカ出身者で初のアメリカスポーツのGMです。
ナゲッツで優勝はできませんでしたがその手腕を買われラプターズで目標を達成しました。
元国際スカウトもやっていたウジリは
アフリカ出身者で今ではオールスターに成長したパスカル・シアカムも発掘してますね。
両方の目標を達成したと言っても過言ではありません。
この二人が作り上げたナゲッツは57勝で西の第3シードになります。
もうねホームではめちゃくちゃ強いんですよ。
2月以降シーズン終了までの3か月間ホームで負けてないんですよ。
尻上がりにチームが仕上がっていった感じですね。
ホームでは38勝3敗と無類の強さを誇ります。
まあアウェイでは負け越してますが、そこは見なかったことに…
この年、最優秀賞HCにジョージ・カールが輝きます!
そして最優秀GMもマサイ・ウジリでした!
すごいぞ!当然だ!
そしてプレーオフへ。
相手は第6シードのゴールデンステイト・ウォリアーズ!
のちの銀河系軍団ですね。ええ、スーパーチームです。
でも!まだこの時は所詮ダークホース!
ドアマットチームがたまたまプレーオフに上がってきただけです!
まあナゲッツも3位に入ってダークホースとか言われてましたが…
ステフィン・カリーって誰じゃい!ラン&ガンでぶちのめしちゃる!
って感じでしたが、実はシーズン終盤にスコアラーのガリナリを膝の大怪我で失います。
立ち込める暗雲。ガリナリ大好きだけど怪我が多いな!!
でもまあ勝てるっしょ!といった感じで見てました。
ホームでの第1戦、28得点の鉄人アンドレ・ミラーの決勝弾で97−95とギリギリ勝利!
さすがベテラン!こっちはホームじゃ最強なんじゃい!と喜びましたね。
ホーム第2戦、ローソンは19得点12アシストのダブルダブル!
しかし117−131で敗れます。あれれ?ホームで負けたぞ?
そしてアウェイでの第3戦へ。ローソンはこの日も好調!35得点に加え、10アシスト!
またもダブルダブル!もう大エースだね!しかし108−110で敗れます。ありゃ?
第4戦!ローソンがまた26得点!ファリードも12リバウンド!
でも101−115で負けます。あれれ?1−3で大手?
アウェイで弱いのにホームでの第2戦を落としたのは痛すぎる!
崖っぷちの第5戦!イグダーラが25得点12リバウンド!
107−100で勝利!生き残った!
いよいよ第6戦!アウェイのここを勝てばホームで最終戦!がんばれ!
しかし皆さんご存知のとおり、オラクルアリーナはとんでもないホームコートです。
ウォリアーズの熱狂的なファンたちが大声援。
惜しくも88−92で敗北!シーズン終了!!今年も1回戦敗退!
悲しかったなぁ。
やはりね、ガリナリの抜けた穴は大きいですよ。
速攻が出ない時、ハーフでの攻め手を失ったんですから。
ローソンのピックが止められた時にボールを預けたかったのに!
ウィルソン・チャンドラーじゃ足りないんだ!彼はベンチから出てきて欲しい!
しかも私のお気にのファリードちゃんも確か足首を怪我してたんですよね。
彼のアグレッシブなプレーがチームに勢いをもたらすんですよ!
その勢いも半減した印象でしたね。
ローソンやイグダーラが無理やり一対一をしなきゃいけない場面が多々あったような…
まあ普通にウォリアーズが強かったですね。
セミファイナルでその年、西を制すスパーズから2勝もぎ取ってますし。
器が違ったのかなぁ。
そしてその年のオフにイグダーラはウォリアーズへ移籍します。
まあ皆さん知っての通り、この移籍は正解ですね⭐︎
ウォリアーズは倒したチームからオールスター選手を引き抜いていく
ドラゴンボールみたいなチームなんですよ!
のちのケビン・デュラント含めそんなにウォリアーズが魅力的かっ!
さらにジョージ・カールHC解任!!
その年の最優秀HCが解任されるなんて聞いたことあります?
あれ?優勝する前年のラプターズのドゥエイン・ケイシーHCもそうかな?
でも彼らはまだいいじゃない!翌年優勝してるんだから!
ブライアン・ショウHCの試合は見てても劣化版のチームって印象が強かったですね。
ジョージ・カールがやっぱり凄かったんだよ!
HCが変わってもメンツはあんまり変化してないのに、もう全然違うチーム!
まあのちにユスフ・ヌルキッチが来て、さらにニコラ・ヨキッチが来て
ツーセンターかと思いきや、ヌルキッチ放出!ヨキッチ君が中心だ!
そして色々あって今また強豪ですからね。
意外と再建に時間かからなかったなぁ。
もう当時のメンツは誰も今のナゲッツにいません。
ルーキーだったフォーニエはマジックで頑張ってます。
イグダーラはウォリアーズで優勝しまくって、今はヒートですね。
マギーはレイカーズで優勝できるかな!?
ウォリアーズでも連覇を経験して、意外と息が長い選手だ。
ガリナリはサンダーで主力としてやってます!君は怪我さえなきゃすごい!
アンドレおじさんは流石に引退。
モズコフはキャバリアーズであの伝説の優勝を経験します。
今はヨーロッパでまだ現役を続けてるっぽいですね。
ブリュワーもキングスでまだギリギリ現役です!
ウィルソン・チャンドラーもネッツで!
コウフォスは知りません。
まだ30歳のファリードは無所属ですね。悲しい!
ローソンは32歳ですがジョージ・カールがいなくなって以降
コート外のトラブルを連発してNBAからいなくなってしまいました…
なんて入れ替わりの激しいリーグなんだ!過酷すぎる!
ダラダラと書いてきましたがとりあえず魅力的なチームだったんですよ!
NBAを見始めた年にこんなチームに出会えて本当に良かったです。
過去を振り返ってばかりいても仕方ありませんね。
マギーよ!レブロンと一緒に優勝だ!